2011年 01月 03日
みんなに感謝 赤唐辛子 |
東北巨木調査研究会の高渕会長の家に行ってきました。昨年も確か同じ頃に行ったような・・。確か昨年はメールの設定、今回はブログへの写真のアップとDVDのコピー・・。パソコン音痴だった私(今でも大して変わりませんが)が人に教えるとは自分でも驚きです(もちろん教えられるのは初歩的なことだけですが)。
思えば10数年前に、これからはデジタル化が必要と判断し、会社に稟議を連発して、やっとデジカメを導入。当時購入したのはキャノンD2000、200万画素で200万円でした。ところがそれまでパソコンを触ったことがなかった私にとっては購入後が大変でした。パソコンと画像処理ソフト(フォトショプ)の使い方をマスターしなければなりません。
最初に手にしたテキストのタイトルは「猿でもわかるフォトショップ」(職場に置いてありました)。このタイトルを見た瞬間、とてつもないプレッシャーを感じました。読んでみて、もしわからなければ・・!!。本の扉を開くときにはすでに額に脂汗、マウスを握る手には力が入り、小指はけいれん気味。気合いを入れて読むも、結局ほとんど理解できませんでした。愕然としましたが、猿以下の位置に甘んじてはいられない!なんとしても人間に戻らなければと心に固く誓ったのでした。
パソコンおたくみたいな後輩がいたので、教えを請うも、耳慣れない単語を連射され、私の頭の中は真っ白、目はうつろ状態。相手のレベルを慮ることをせず、自分のペースでしか対応できない・・こんなやつが相手では、ますますパソコンから遠ざかってしまうので、それ以来教えてもらうのをやめました。
親しくしていた同僚が意外と詳しそうなので、いろいろ聞いてみると、なんとわかりやすい説明!教える人によってこんなに違うのかと驚きました。普段からコミュニケーションが上手で人を思いやるタイプだったので、私のレベルに合わせて言葉を選んで教えてくれたのです。このときはコミュニケーションの力を感じさせられました。
もうひとつ貴重な体験をしたのは「電塾」。デジカメの研究と啓蒙普及をめざす任意団体で、毎月全国の支部で学習会を開催しています。それまでカメラマンは、テクニックや知識は自分の営業ツールなので、人に教えることはあり得ませんでした。それをこの団体では、デジタル化の波に乗り遅れないようにカメラマン同士お互いに教え合い、切磋琢磨していこうというのです。実際に学習会に参加してみると、一線でデジカメを駆使して活躍しているカメラマンが惜しげもなく自分のノウハウを公開しているので驚きました。ちなみに電塾には三つのモットーがあります。
1、教えることは学ぶこと
2、継続は力なり
3、情報は発信する所に集まる
なるほど!と納得してしまいます。
そんなこんなで、いろんな人に助けられて何とかここまでくることができました。みんなに心から感謝です。
by sanvongi
| 2011-01-03 13:30
| 大地の恵み