2009年 12月 15日
味噌樽 vol.01 |
十和田市内某所。放置された樽を撮影していると近所のおじいさんが、話しかけてきました。漬け物用ですか?と尋ねると、「味噌樽だよ」と教えてくれました。樽の向こう側の家は元農家で、毎年味噌をつくっていたとのこと。その当時は軒下に味噌玉が吊り下げられていたのかもしれません。樽は管理をしっかりしないと、すぐに箍(たが)がゆるんでバラバラになってしまいます。箍(たが)とは桶の周囲にはめ、その胴が分解しないように押さえつけてある、金や竹で作った輪のことを言います。よく言われる「タガがはずれる」とはここからきています。でもこの樽は放置されているのにもかかわらずしっかりと原形をとどめています。相当作りがいいのか?・・まてよ、この近くには、かつて母の実家があったはず・・もしかするとこの樽は・・・。
by sanvongi
| 2009-12-15 18:37
| ネコ