2009年 03月 10日
白い風 その1 |
小川原湖・・なんの変哲もない、ただの沼・・・27年前、東京から十和田に戻った時の印象はそんなものでした。
その年の冬、湖のほとりで撮影していると急に風が強くなり、吹き付ける雪で車のタイヤがあっというまに埋まってしまいました。
都会暮らしで、雪の怖さをすっかり忘れていていた私はスコップさえも積んでいませんでした。
やむなく手と足で雪を掻き出しましたが、横なぐりの雪に体が底冷えし、車に避難しました。
1時間後、たまたま通りかかったマイクロバスに救助を求め、やっと雪から抜け出すことができました。
自然の怖さを体感させてくれた小川原湖・・それ以来、私のライフワークのひとつになりました。
by sanvongi
| 2009-03-10 19:04
| 雪化粧